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12月16日(水)紙の記念日

 生涯に多くの企業の創設・育成に力を入れた実業家・渋澤栄一が1873(明治6)年に日本最初の洋紙会社である「抄紙会社」(後の王子製紙)を設立し、1875(明治8)年には東京の王子村に工場を完成。その年の12月16日に営業運転が開始され、洋紙産業の幕開けとなりました。

 王子の工場にはイギリス製の機械が導入され、イギリス人技師の指導のもと明治7年夏頃から試験生産が始まりますが、最初の頃はなかなかうまく動かず、まともな紙ができるまでに3ヶ月ほどかかって、12月になってやっと「開業式」にこぎ着けました。

 日本の文明向上には本の普及が必須と考えていた渋沢栄一は、出版事業を興すために迅速な大量印刷が可能な「西洋式印刷機」と「洋紙」が必要であるとして、製紙産業育成に乗り出します。

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